本-実用・教養
植島啓司が100の「名言」を選び、コメントしている一冊。ゲーテから叶恭子までバラエティに富んでいるが、全体に漂うのは軽めの自己啓発書のような食い足りなさである。引用を虎の威としたスタイルへの違和感と、その中で微かに共鳴した言葉について
質の高いアウトプットのために大量・高精度なインプットを習慣化せよ、という極めてシンプルな主張。内容に新鮮味はないが、サボりがちな自分に活を入れてくれる「正論」として機能する一冊だった
「読書するよりググれ」と主張する一冊。30代半ば以降は効率的な情報収集こそが重要だというが、本書で提唱される「シン教養」とは、本当に教養と呼べるものなのだろうか?という疑問は残る
ヴェンゲル後の混乱から、アルテタがいかにアーセナルを再建したかを描く。彼が示した「信念」と「規律」こそがマネジメントの根幹であり、チームとサポーターの絆を取り戻すために必要なものだったのではないか
数多のビジネス書・自己啓発書の源流とされる本書は、いかにして「勤勉」と「成功」とを結びつけ、われわれに「資本主義の奴隷」であることを強いてきたのか?フランクリンの主張を分析する
AI分析の斬新さを期待したが、内容は一般論に収斂するもので肩透かし感が強かった一冊。分析方法に感じた違和感や、本書から得られた示唆について簡単に整理する
「おいしくしすぎない」「わかりやすくしたくない」という水野のカレー哲学を読んで、自分も音楽や映画に関して同じようなことを考えているなと思った。はじめからわかりやす過ぎるものは、自分にとって最高に好きなものにはならないのだ
カルタゴの天才軍事家ハンニバルとローマとの16年間に渡る第2次ポエニ戦役を中心に描く。ハンニバルが自国を最終的な勝利に導けなかったのはなぜか。強敵との総力戦が、ローマを地中海の覇者へと鍛え上げていく
ローマ建国から500年の歴史を辿りながら、古代ギリシアの3人の著者の視点を通して、ローマ興隆の要因を探っていく。宗教的寛容、平民にまで開かれた独自の政治システム、他民族を同化していく開放性。それこそが彼らの真の遺産だった
勉強に嫌気がさしてしまった医学生のバナヤンは、現代の「成功者」たち――ビル・ゲイツ、スティーブン・スピルバーグ、レディー・ガガ――の伝記や評伝を読みあさる。そうして、彼らが自分と同じくらい若いころに、どんな風に成功の第一歩を踏み出し、これだと…
「農業革命は史上最大の詐欺」、「人類は2万年前より幸福か?」——ハラリの挑発的な問いを辿りつつ、認知革命・農業革命・科学革命という3つの革命を軸に本書の人類史を整理した
トリンプ・インターナショナル・ジャパン元社長の吉越による、人生後半をたのしむためのかんがえ方をまとめた一冊。 吉越は人間の人生を、 * 勉学中心の「学生期」 * お金を稼ぐ「仕事期」 * 何にも縛られず自由に生きる「本生(ほんなま)期」 の3つに分け…
明治から昭和にかけて日比谷公園の設計や明治神宮の造林など行い、「公園の父」とも呼ばれた男、東京大学教授にして大資産家でもあった本多静六による資産/人生論。60年以上前の本だけれど、そのエッセンスはいまでも古びていない。というのも、彼の主張はき…
邱永漢によるお金に関するエッセイ集。「お金の神様」として有名な著者だけれど、お金儲けに関するノウハウ集というよりは、お金という側面から人生について語った、人生論のような趣の一冊だ。本当に人生のありとあらゆることをお金に結びつけて語っている…
日本人はなぜ、批評的に物事を考えることが苦手なのか。「本音と建前」文化や「べったりリアリズム」という診断から、瀬木は、「自分の頭で考え、枠組みを作り変える力」としてのリベラルアーツの必要性を熱く語る
カイゼン思考、戦略思考、デザイン思考に次ぐ、「ビジョン思考」なるものを提唱する一冊。佐宗によれば、「ビジョン思考」とは、個人の関心、妄想といった内発的動機からスタートして創造性をドライブし、直感と論理とを結びつけるような思考法、であるらし…
ミニマリズムとは、単なる断捨離ではなく、幸福のために不必要なものを取り除くツールである、と語る一冊。人生で本当に大切なものを見極める内省のためのヒントがまとめられている
断捨離とかミニマリストとかの本はいままでに何冊か読んだことがあったけれど、この本が俺にはいちばん効いた。効いたというのは、具体的にモノを減らすための行動を始められた、ということだ。ウチには2m超えの本棚が3つもあるくらいなので、どれだけミニマ…
「頭がいい人がするいちばん愚かな質問は、『あなたは5年後、どんな地位についていたいですか?』だ」という、自己啓発系ビジネス本。一般的に、「1年後、5年後といった長期的な目標設定をする」、「生きる姿勢を変え、ビジョンを持ち、それに向かって計画的…
データ至上主義の時代に、なぜ人文科学的な知が必要なのか。マスビアウが提唱する「センスメイキング」について整理する。データは文脈を与えられてこそ意味を持つ
一流の頭脳を手に入れるためにはどうすればいいか…それには運動だ!ということを、じつにさまざまなバリエーションでもって説いている一冊。ストレス、集中力、記憶力、創造性、学力、健康etc.と章立てこそ分かれているけれど、それらすべてにプラスの影響が…
わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書 2177)作者:平田 オリザ講談社Amazon 劇作家の平田オリザによるコミュニケーション論。タイトルの通り、他人同士というのは本質的に「わかりあえない」ものだけれど、しかしそれでも…
脳も体も冴えわたる 1分仮眠法作者:坪田聡すばる舎Amazon Kindleにて。睡眠が不足しているときには、自分の満足のいくパフォーマンスを発揮することはできないものだ。疲労が身体じゅうに蓄積している感じがするし、集中力や思考力だってあからさまに低下す…
統計学の技術によって集計されたデータを目にする機会の多い今日この頃だけれど、どういった統計に意味があって、どういった統計は無意味なのか、それを知っておくのは、情報を正しく読み解く上では大事なことだ。「コーヒーを毎日飲む人が健康である7つの理…
本書は、ぶっとんだライフスタイルでおなじみの高城剛が、海外をあちこち飛び回る放浪生活を営んでいく上で、これだけはどうしても外せない!と選びに選び抜いたグッズの、コメントつきカタログといった趣の一冊だ。高城の生き方は大抵の人にとってきわめて…
池上の"ふつうさ"から感じられるのは、彼の凡庸さというより、むしろ、彼の非凡さだ。本書では、「XXの発言を聴いて、私は~と思いました」という形式の文章がずいぶん目につくのだけど、池上は、東工大の学生たちの反応、テレビ・ラジオのニュースやバラエ…
始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)作者:宝彩 有菜光文社Amazon 瞑想のやり方とその効果について、かんたんにまとめられた一冊。瞑想の手順自体は30ページ程度にまとめられているので、ぱらぱらっと読んだらすぐ…
うーん、熱い。オプティミズムが貫かれたビジョンや性善説につくことの重要性を説きつつ、サバイバルすることがなによりだいじ、って姿勢はとても納得できるし、好感がもてる。読んでいると、ついついテンションが上がってしまう。梅田氏はなかなか大したア…
この本で書かれているのは会社組織の話だったけど、2年ほど前に読んだときに、あーこれっていろいろ応用がききそうだな、とおもっていろいろメモしたりなんかしていて、それをさっき見つけた。今日は、ちょっとそのメモからまとめてみようとおもう。 この本…