本-思考・発想
本書で扱われているのは、自分なりの面白さとはどんなものであるのか、それを見つけて面白く生きていくにはどうしたらいいのか、といったテーマだ。そしてその結論はというと、アウトプットする面白さこそが本物だ、ということに尽きる。
吉本隆明が、「手で考える」、「手を動かさなければ何もはじまらない」、「同じ事を言うためにだって違う表現は無限にある」などと語っていたのを読んで、随分以前に読んだ本書のことをおもい出した。本書も、とにかく手を動かすことの大切さが繰り返し語ら…
岡田斗司夫『あなたを天才にするスマートノート』。人間は普段「感じている」だけで「考えて」はいない。当たり前のことを言語化し、ムダになる前提で何度も書き出すことで、初めて自分なりに考えられるようになる。書くことは世界に意味を見出そうとする試み
格ゲーの世界チャンピオンであり、日本初のプロゲーマーでもある梅原大吾の自伝的エッセイ。ウメハラにとってゲームとは何か、そこで勝ち続けるためのかんがえ方、生き方とはいったいどんなものであるか、が書かれている。 ウメハラの思考法は、ゲーマーなら…
外山滋比古『思考力』。知識偏重を強く批判し、「自分の頭で考えろ」と訴える警世の書。情報を集めるほど思考力が低下し「コピペ人間」になるという主張に、読者は本当に思考できているのか、自問させられることになる
仕事のみにとどまらず、人生全般(お金、健康、家事、人間関係、遊び)について、超コントロール思考であれ、と説いている一冊。もちろん、人間は他人や世界を操作できるわけではないので、自分自身の思考やふるまい、所属や環境、誰と付き合うか、といった…
よく、芸術的なセンスがある、ファッションのセンスがいい、仕事のセンスが優れている、などといった言い方で、「センス」というものが取り沙汰される。大抵の場合、それらの発言には、センスの問題では仕方ない、それは生来のものだから、感覚的なものだか…
花村太郎『知的トレーニングの技術』。本書で紹介される「全集読み」は、ある作家の全集を最初から最後まで読み通し、その知的全生涯を丸ごと頭に転写しようという試み。一人の個人が人生をかけて構築する世界の全体を知ろうとする努力こそが、知性を育てる
9月に旅行していたときだったかな、ネカフェのテレビで、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』が棋士の羽生善治と森内俊之の名人戦を特集していたのを見たのだった(たぶん再放送のやつ)。番組のなかで、羽生は、「一生かかって自分の将棋をつくっていく…