2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧
渋谷シネマライズにて。若さゆえの繊細さと危うさ、それが否応なしに引き起こしてしまう痛みと、だからこその美しさ、ってやつを描かせたら、ガス・ヴァン・サントはまず間違いない監督のひとりだろうとおもうのだけど、今作もじつに静謐かつエモーショナル…
12月になってからというもの、仕事がすっかりスーパーハードモードに入ってしまい、土日も含めてまじでほとんど仕事しかしていない生活である。まったく、なんかたのしいこととかないのかねー!とかおもいつつ、たまの気晴らしに電車のなかで青空文庫の短編…
ちょっとまえの『文藝』にて。綿矢の作品のタイトルはなかなか印象的なものがおおいのだけど、今回も、おーそうきたか…っておもわせるようなインパクトのあるタイトルだ。"憤死"するのは、物語の語り手である主人公(♀)の女ともだち、佳穂。彼女は、彼氏に…