2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧
『百年の孤独』におけるガルシア=マルケスは、ものすごい美文家というわけではないし、信じられないほどの構成力を持った作家というわけでもなければ、誰も扱ったことのなかった新しいスタイルの使い手というわけでもない。ストーリーテリングの手法なんかは…
絞首刑の男の極限状態を描くにあたって作家が用いた、「緊張→放り出しの技法」について考察。ヴォネガットも絶賛した、アメリカ的天才の完璧な見本たる短編の鋭さとは。
またまた、3月に見たライブの話。 *3/29、渋谷のAXで、およそ3年ぶりのマイ・モーニング・ジャケット。前回のライブでは、それはもう怒涛のような感動を味わってしまっていたため、自分のなかではいやがおうにもハードルが上がってしまっていたのだけれど、…