2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
吉祥寺バウスシアターにて。期待を裏切らない完成度の映画で、よかったなー。舞台は16世紀イングランド。ヘンリ8世の2番目の妃にしてエリザベス1世の母親として有名なアン・ブーリンには妹メアリーがおり、じつは彼女もヘンリの寵愛を受けていた…!って話を…
ボディ・アンド・ソウル (河出文庫)作者:古川 日出男河出書房新社Amazon『ボディ・アンド・ソウル』の語り手は、作家本人をおもわせるフルカワヒデオ、であるので、かなりストレートに気持ちや意見を吐露しているように感じられる文章が多い。古川日出男の他…
小説家であるフルカワヒデオ自身を語り手として、日常のいろいろ――食べ、飲み、散歩し、妄想し、語り、書き、読み――がどんどん描かれていく小説。その語りはひたすらに饒舌で、とにかくエネルギッシュだ。書かれている内容はいっけん日記風でありながらも、…
9月に旅行していたときだったかな、ネカフェのテレビで、NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』が棋士の羽生善治と森内俊之の名人戦を特集していたのを見たのだった(たぶん再放送のやつ)。番組のなかで、羽生は、「一生かかって自分の将棋をつくっていく…
これはすごかった!おもしろいとかおもしろくないとか言うよりも、まず、すげえ!って言いたくなる小説。だいいち、分厚すぎるし(二段組みのくせに700ページオーバー!)、細かい特徴、気になる要素を挙げていったらキリがないけど、読んでいくうちに、最早…
日記の文章がいつもとっても素敵な、id:hatooonさんからバトンをいただきました!わーい、ありがとうございます!!―最近流したのはいつ? またその理由は? 9月末だなー。ちょっと昔にあった悲しいできごとをおもい出しながらぼんやり闇を見つめているうち…
ツアー最終日、東京国際フォーラムにて。レディオヘッドかー、高校生のころならともかく、最近あんまり聴かなくなっちゃったけどな…、なんて、わりと低めのテンションで臨んだライブだったけど、いやいや、素直にたのしめたし、本当にかっこよかった!席が2…
俺は、メディアに露出多くしている作家、というのをあまり信用しておらず、だからパンク歌手などといった肩書きのついた作家である町田康なんて、どうせパンクと言いつつもその実サブカル好きに媚を売った腑抜け野郎に違いないのであって、自分には関係ない…
川崎109シネマズにて。そして新宿テアトルタイムズスクエアにて。2回見た。原作のノンフィクション、『荒野へ』を読んだときから期待していたけれど、真摯な問いかけと包み込むようなやさしさ、恥ずかしくなるようなまっすぐさとを併せ持った完成度の高い作…
吉祥寺バウスシアターにて。いやー、まじくだらなかったー!!正直、俺がいままで映画館で見た映画のなかで最もくだらない部類に入る作品だとおもった。映画を構成しているのは中学生、いや小学生レベルのストーリーと、これまた小学生レベルの下ネタ、そし…