『テネイシャスD 運命のピックをさがせ！』

吉祥寺バウスシアターにて。いやー、まじくだらなかったー！！正直、俺がいままで映画館で見た映画のなかで最もくだらない部類に入る作品だとおもった。映画を構成しているのは中学生、いや小学生レベルのストーリーと、これまた小学生レベルの下ネタ、そしてギターのリフのみ。じつに素晴らしい。ロック＋コメディ、って作風なわけだけど、特にメタル愛が溢れまくっていた。

物語とか構成については、あまりにばかばかしくて書く気にもならないけど（そこがいい！）、やっぱりジャック・ブラックは声も動きもいちいち全部おもしろいし、ラスボスがデイヴ・グロールだったりとか、細かいネタが（どうでもいいけど）おもしろいから、ついつい見入ってしまう。

なんつうか、こんな好き勝手に作った感じの、完全に無内容で低レベルでファッキンロッキンしか言ってないようなバカ映画がちゃんと日本でも公開されているなんて、世の中捨てたもんじゃないよな、って気分になったりした。