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豊田道倫 生誕40年&NEW ALBUM『バイブル』発売記念 大コンサート@O-nest

バイブル

バイブル

2月7日、渋谷にて。40周年&新作『バイブル』発売記念ってことで、またしても3部構成のライブ。18:30から22:30近くまでおよそ4時間の長丁場だったのだけど、その感想を一言で言うなら、最近のみーくんのライブはなんだか本当にやばいものを見てる感じがする、ってことに尽きる。第一部の弾き語りの地味さも、第二部の昆虫キッズとのロックンロールも、第三部の久下惠生とのひりひりした緊張も、どれもここでしか感じられないようなエナジーと独特の間合いとに溢れていて、ああ、この人の音楽を知ることができてよかったな、といままで何度もおもっているはずのことを、この夜もまたおもったのだった。

昆虫キッズと久下と一緒に演奏された、アンコールの"移動遊園地"では、昨年末のライブのときと同じように泣きたいような気分になった。22歳の頃の豊田が作ったひとつの曲が、20年近く経ったいまでもこんな風に広がりを持ち、悲しくなるような美しさを放っているということをかんがえると、圧倒されるような打ちのめされるような、それでいて、ちょっと手を伸ばせば無限の可能性に触れることだって出来てしまえそうな、ふしぎな気分になるのだ。どういうわけでそんなにぐっときてしまうのかは、自分でもよくわからないのだけど…。

会場で販売されていた『バイブル』と、昆虫キッズのライブ盤CD-R『Around Tokyo vol.1』を買って帰った。『バイブル』は夜眠るときに小さな音で、『Around Tokyo vol.1』は朝通勤するときに大きめの音で、毎日聴いている。