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『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版】 [Blu-ray]

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吉祥寺バウスシアターにて。いやー、前評判をなんとなく聞いてはいたけど、たしかにこいつはすごかった!前作『序』はTV版のていねいなリメイク、リマスターって感じだったけど、今回はもはやリメイクっていうかなんていうか、もうもうかなり感触の違う、斬新な形の新作になっていたのだった。いい意味での裏切り、っていうか、ええー、そうくるの!?っていう、想像を超えるような驚きがあって、かなりのめり込んで見てしまった。

今作は4部作の第2作目、ってことになるらしいのだけど、物語はずいぶんと素早く展開していく。そして、いかにも90年代後半らしかったキャラクターたちの性格は、みんな少しずつ変更されているようで、なんだかちょっと大人になっているみたいな感じもする。そのせいか、昔ならぜったいあり得なかったような描写もあるし、なんだか物語が全体的に素直になってきてるのかなー、ほんとにみんな率直になったなー、なんて、中盤あたりまではおもっていたのだけど…。

でもやっぱりヱヴァはエヴァであって、物語終盤には本当に怒涛の展開というしかない、すごいシーンの連続が待っていたのだった。そうそう、このカオス感がエヴァだよな、こういうのが見たかったんだよ!って感じ。次作がどうなるかなんて本当に読めないし、なんともきもち悪いシーンもあったしで、やっぱりなんだかんだで、庵野監督の芯のところは変わらないんだな、なんてかんがえたりしてうれしくなった。

それにしても、みんなおもっていることだろうけど、俺が小学生のころにTVで流れていたエヴァが、こんな風に新しく生まれ変わっているのはすごくふしぎな感じがする。あれからもうずいぶん経つんだな、っていう気持ちと、ぜんぜん風化してないじゃん、って驚きとを、映画を見ながら感じていた。まあ、俺はアニメなんてふだんほとんど見ないから、なおさらそうおもってしまうのかもだけど。