かっこよかったー!Cajun Dance Partyねー、最近のバンドのなかではひさびさに結構好みかも、っておもっていた程度だったのが、ライブを見て一気にすきになってしまった。まだ17, 8歳とかってとにかく若いのが取りざたされがちだけど、その青臭さ、これから伸びてく感も含めてかなりいいライブだったとおもう。
アルバムを聴いていた限りでは、このバンドの売りはボーカルの声とギターの多彩なリフ、あとはまあ全体的なキラキラ感、疾走感なのかなー、くらいにかんがえていたのだけど、実際に見てみると、ギターのロビー・スターンがもう圧倒的に素晴らし過ぎで。まじで、すっかり夢中になってしまった。そうか、こういうのを才能がほとばしってる、っていうのか!っておもったくらい。バンドのなかで飛び抜けて上手い、ってのはあるんだけど、単にそれだけじゃなくて、ギターの音色やフレージングが、なんていうかこう、繊細で華やかで、カラフルなんだよなー。アルペジオがいっぱい詰まっている感じなんかは、ちょっとジョニー・マーっぽかったりもして。見た目的には朴訥そうでまあ派手じゃないんだけど、バンド全体を引っぱっていくギターの音は存在感抜群で、俺はずうっと目がくぎづけになってしまっていた。
ボーカルのダニエル・ブラムバーグも、なんか病弱そうで中性的な色気があって、それでいて熱いパフォーマンスで――虚空やオーディエンスを睨みつけてたり、マイクぶんぶんしたり、ダイブしたり――、ロックしていたのが魅力的だったし、あと絞り出すみたいな歌い方もよかったんだけど、やっぱり印象的だったのはギターだったなー。
以下はセットリスト。
Colourful Life
Time Falls
Five Days
Frozen Girl
Amylase
Dinosaur
Buttercups
The Race
Scrape You
The Hill,The View&The Lights
Alligator
Next Untouchable
アルバムに入っていない新曲も結構演っていたけど、こっちはキラキラっていうより、もっとソリッドなかっこよさがあった。やっぱりいい曲が揃ってるし、これから大きくなっていく(に違いない!)のがたのしみなバンド。
- アーティスト:Cajun Dance Party
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: CD