ダブ・セクステットのアルバムをはじめて聴いたとき、おーこれは!かなりストレートに60年代風!ちょーかっこいいじゃん!!と相当興奮したのだったけど、このライブでそれほど圧倒されたか、っていうと正直微妙だった気がする。いや、たしかに演奏はよかったし、全体の雰囲気もかっこよかったんだけど…。
やっぱり会場が会場だけあって、音響がいまいちなのが残念だったなー。床の絨毯とかソファとかに音が吸い込まれていってしまっているようで。どうにも音圧が足りてないようにおもえて、席の問題もあったかもだけど、迫力不足に感じてしまった。会場の雰囲気がいくら素敵でも、音楽を聴く場所としてはちょっとなー、って。
まあでも、"Dub Sorcerer"の疾走するドラムなんかは最高だったし、坪口昌恭のソロも相変わらずツボだったし(アコースティック・ピアノじゃなかったけど)、十分たのしめた。アンコールは、デューク・エリントンの『極東組曲』から"Isfahan"。本編と違ってスウィートなのもよかった。
以下はセットリスト。
Susan Sontag
Dub Liz
AAAL
Koh-i-Nur
Invocation
Dub Sorcerer
Isfahan
そうそう、会場でもらったチラシで、ノー・スモーキング・オーケストラ来日!って情報をはじめて知ったのだった。まじでー!って驚いた勢いのまま帰宅して速攻でチケットを購入。あー、でも、ちょっと高かったかな…。