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本、映画、音楽の感想など。

言語学

『わたしの外国語学習法』/ロンブ・カトー

5ヶ国語の同時通訳者、10ヶ国語の通訳者、16ヶ国語の翻訳者だったというハンガリー人の著者による、自伝的な外国語学習法エッセイ。これだけの外国語をほとんど自国内で学習したというのだから、さぞかし超人的な勉強法が展開されているのかとおもいきや、好…

『子どもと話す 言葉ってなに?』/影浦峡

図書館で目にして何気なしに手に取った本だけれど、これはなかなかおもしろかった。タイトルの通り、著者と中学3年生の姪っ子とが、「そもそも、言葉とはいかなるものなのか」についてあれやこれやと対話をする、という体で書かれている一冊だ。 ぱっと見で…

『ことばと思考』/今井むつみ

人間の言語と認識との間にある関係性についての最もよく知られた言説のひとつに、いわゆる「サビア=ウォーフ仮説」というものがある。これは、すごくざっくり言ってしまうと、「人間にとって、言語こそがその世界を分節し、整理し、秩序立てるものである。…