2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
待ちに待ったノー・スモーキング・オーケストラの初来日ライブ!チケットを取ったのがわりと遅かったこともあって、席がアリーナの超右端(まっすぐ見てると、目の前がスピーカー)だったんだけど、ちょっと見にくいとかそんなのはどうでもよくなるくらい、…
DVDで。みんなだいすき、E.B.ホワイト『シャーロットのおくりもの』の映画版。牧場の娘、ファーン(ダコタ・ファニング)に育てられ、すくすくと大きくなったブタのウィルバーだったけれど、ある日、自分がクリスマスの料理にされる運命にあることを知ってし…
会社を辞めた26歳の芽衣は、6コ下のむちゃくちゃ美人かつわがままな女友達、音生と2人で、大阪→トルコ→徳島→石垣島へとふらふらと旅しつづける。っていう、まあそれだけの話。でも、それだけで十分におもしろいのがこの小説の素敵なところだ。柴崎友香ってい…
マヌーシュ・スウィングの名手、チャボロ・シュミットのライブに行ってきた!ザクザクくるリズムギターに安定したベース、バイオリンはしつこくソロを盛り上げまくるし、チャボロのギターもピッキングがすごい力強いのに、出てくるフレーズはとてもていねい…
ジャズピアニスト、南博のエッセイ。これはおもしろかったー!書かれているのは、主に80年代の彼の活動だ。音校時代にジャズと出会った南は、小岩のキャバレー、東京音大、新宿ピットイン、そして銀座のナイトクラブへと舞台を移しつつ、とにかくピアノを弾…
1985年に発表された、ドン・デリーロの出世作。ボードリヤールが言うところの、「ハイパーリアルとシミュレーションの段階」にあるアメリカをポストモダン風の皮肉で描いた、なんてまとめられそうな感じの小説だ。主人公のジャック・グラドニーは、アメリカ…
とにかくすごかった!!俺は今回はじめて彼らを見たけど、うーん、音もパフォーマンスも噂に違わずすさまじかった、としか言いようがないなー。呆気にとられるってこういうことか、っていうような…。演奏時間は100分くらいと比較的短めだったけど、それは全…
ダブ・セクステットのアルバムをはじめて聴いたとき、おーこれは!かなりストレートに60年代風!ちょーかっこいいじゃん!!と相当興奮したのだったけど、このライブでそれほど圧倒されたか、っていうと正直微妙だった気がする。いや、たしかに演奏はよかっ…
DVDで。ジム・ジャームッシュ監督の、11本のモノクロ短編を集めた作品。コーヒーとタバコが出てくるよ、ってこと以外には短編同士に明確な繋がりはなく、ただ登場人物たちがテーブルを挟んでだらだらした会話を繰り広げるだけ。この、だらだら感、ゆるい感が…
これも前作と似たような感じ。文章はもうとにかく、ひたすらに薄っぺらい(悪い、ということとは違う)。いじめだったり人食いだったりと、やたらと残酷な行為やグロテスクなシーンが満載でありつつも、薄っぺらな描写はその過激さを軽減しているようでもあ…